今月のテーマ 

2009/12/15

無保険野郎  ひとりごと

お巡りさんがやって来て、現場検証と事情聴取がおわり、「後は当事者同士で話し合って下さい」とお約束のセリフを残して帰ってしまいました。

さて、話し合い再開ですが、ぶつかってきたバイクが原付だと判ったときに感じたいやな予感が的中しました。

「自賠責だけやったら、物損は出ないんじゃないですか?」

「え〜そうなんですか!知らなかったです。どうしましょう?」

「まあ、それはそちらの事情なんで、私としては修理さえきちんとしてもらえれば問題ないのですけどね」 とまあここまではよくある話かもしれません。

「でも、結構ハデにぶつけてくれたから、修理代金も相当いくよ!」 と続けると、

「いやー、それが支払う気持ちはあるんですけれど払えないんですよ」 と言い出すではないですか!

「はあ〜?言ってる意味が解らないんですけど」

すると、

「実は、先月から生活保護を受けていまして、月に十万円しか収入がないんです。ですから月に一万円づつなら何とか支払えるんですけれど、一度に支払うことは出来ないんです」

ちょっとビックリです。

「そしたら、修理代金として月一万円づつ支払ってもらって、全額貯まってから修理しないとあかんという事?それまで凹んだまま我慢して乗っておけという事?それはどう考えてもおかしいのと違う?」

「じゃあどうすればよいのですか?」
話し方や態度は腰が低く丁寧なのですが、会話の内容は開き直りに近いものです。

「じゃあどうすれば …ってそれはこっちの台詞ですよ!誰かに借りるとか、生活保護を受けている市の窓口で相談するとか、なんかあるでしょ!」
「それに、そもそも生活保護受けている人がバイクなんか乗り回してて良いの?それに着ている物もブランド物のジャケットだし、首からはiPodぶら下げているし、携帯も新しいの持っているし、本当に生活保護うけてるの?何か信用できないなぁ」

すると、
「バイクは速く処分するように言われていまして今から売りに行くところだったんです。それに持ち物は生活保護の申請の前から持っていた物です」
「それに支援してくれる人がいないから生活保護を受けているのです」 とますます信用できないような言い訳っぽい台詞

しかたがないので相手の携帯を借りて、私が任意保険に入っている損害保険会社に電話を入れて、ひとまず事故の報告をします。

「今日は日曜日なので明日の月曜日に改めて担当者を決めて相談に乗ります」ということになり、ひとまず電話を置きました。

そして相手に、
「明日こちらの保険会社から連絡はいると思うけれど、ちゃんと電話に出てね。まあ、貴方が逃げてしまったら私の入っている保険に被害者救済のしくみが有って支払われるかも知れないけどね」

すると、
「生活保護を受けている証明はすぐに取れると思いますのでそれをそちらの保険会社に出せば救済措置か何かをうけられませんかねぇ」 って何を考えているんだこの人は!

「私の入っている保険会社が、貴方の支払うべき修理代金を肩代わりして、加害者である貴方を救済するなんてシステムがあるはずが無いでしょ!顧客であり被害者である私が救済されるというのなら話が分かりますけどね!」

この人は相変わらず腰が低く丁寧な口調なのですが、その口から出る言葉は自分が助かることばっかりです。さすがに腹が立ってきて、

「僕はそもそも貴方が生活保護を受けてるのに無保険でバイク乗り回している事が信じられないし、話している内容もうそ臭いし、何もかも信用してないから、せめて逃げずにきちんと対応してな!」と言いますと、

「いや、無保険ではありません。ちゃんと自賠責保険に入ってます!」 ってこの場面でまだ言うのかこの人は

「あのね、実際に貴方がぶつけた車の修理代が払える保険がないのだから、この事故に関しては無保険と言うことになるのと違いますか?何で任意保険に入らずに乗れるの?」

すると
「お金がないから任意保険には入れませんでした」

「それなら乗らんかったら良かったのと違う?僕やったら怖くてとても乗れないけど!」

「こうなってみて、今は乗らなければ良かったと思っています」 っと少し反省した言葉だったので、そろそろ話し合いを終わろうと思い

「まあ、やってしまったことやから、今更何を言っても仕方がないからもう行きます」 と言葉をかけると

「そうですよね、やってしまったことやから今更しかたないですよね!」

普段は大抵のことには腹も立てず、怒ることも無い私ですが、さすがに切れました。
「その台詞をおまえが言うな!おまえにとっては全然仕方無くなんか無い。心の底から反省しろ!俺は絶対に許さないからな!」

と言ってその場を立ち去りました。

さてさて、どうなってしまうのでしょうか?
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