2007/1/17

芋とご飯は同じ仲間です  

「芋とご飯は同じ仲間」
実は、これは糖尿病患者様の食事療法ルールの1つです。
糖尿病の食事療法は、“食品交換表”という本を使います。この本は、食品を含まれる栄養素によって6つに分類し、適正なエネルギー量でしかも栄養バランスのとれた食事の献立が手軽にできるよう工夫されたものです。ですから、食事療法は食品がこの6つのどこに分類されるかを覚えることが重要な鍵となります。
今回はこの食品交換表にまつわるお話をご紹介します。
相談者は50歳代の主婦で、糖尿病と診断されて、主治医より1日1600kcalのエネルギー制限をするよう言われていました。
1日に1600kcalとは食事療法では妥当なところで、例えば主食のご飯は1食150g、食パンだと8枚切2枚といった感じです。
「まずは、食品交換表を見ながら同じ仲間(分類)の食品を確認していきましょう。」
こうして話を進めていくうちに、はっと驚いた表情をされました。
理由を聞いてみると、“芋、カボチャ、レンコン”が“ご飯”と同じ仲間であることを初めて知ったというのです。確かにこれらは一般に“野菜”と認識するので、まさかご飯やパン、麺類と同じ仲間とは思ってもみなかったのでしょう。
でも、残念ながら野菜の中でも炭水化物が多く高エネルギーのため、糖尿病やダイエット中の方は特に注意して食べる必要があります。
大好物のこの方にとってはショックだったと同時に、今までまったく気にせずに食べ続けてきたことに後悔の気持ちを隠せなかったのでしょう。
この方もそうですが、まず日常よく食べている食品を認識することが食事療法を成功させる秘訣です。さっそく毎日の食生活を振り返って、そんな中で少しでも疑問を感じたら、ぜひ私達にご相談下さい。
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2007/1/5

麦茶は飲んでもいいの?  

 何か心配なことがあると必ず相談コーナーに寄っていかれるご夫婦がいます。相談者は70歳代男性で、腎障害・高尿酸血症・貧血症を併発していて食事療法が複雑な方です。1年前に主治医から、「カリウム摂取を制限するために生野菜・生果物を控えるように」と指示されたそうで、ご夫婦で食事制限を頑張って行っています。相談に見えたときには、少しでも手助けとなるように調理法等のアドバイスをしています。

先日、「麦茶はカリウムが多いの?飲んでも大丈夫?」という飲み物についての質問を受けました。心配で、何を飲んでいいのかわからないとおっしゃっていました。「麦茶のカリウム含有量はとても少ないので大丈夫ですよ」とお伝えしました。また、この機会に普段よく飲んでいる物を挙げていただき、食品成分表(成分データ集)を一緒に見てカリウム含有量を確認しました。そして気にせず飲んでもいい飲料と控えめにする飲料を書き出して差し上げましたら、「これで安心して飲める」と喜んでいただけました。
今年も、このご夫婦のようにお気軽に利用していただけるように努めて参ります。
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