2012/5/30  漂流物、被災地からアラスカへ 東北地方から5千キロ超  アラスカ

漂流物、被災地からアラスカへ 東北地方から5千キロ超
http://digital.asahi.com/articles/TKY201205290705.html?id1=2&id2=cabcafda
朝日新聞デジタル朝刊(2012年5月30日)記事

 東北地方から5千キロ以上。米アラスカ湾に、東日本大震災の津波にさらわれたとみられる漂流物が続々と押し寄せている。特に集中しているというモンタギュー島に28日、地元NPOと上陸した。積み重なる流木の間に日本のスポーツ飲料缶やコーヒー缶、焼酎の瓶、漁業に使うブイなどが転がる。オレンジ色の大きな固まりは「建物などに使われるウレタンだ。今まで見たことがない」と、NPO代表のクリス・パリスターさん(59)。ヘリコプターから見下ろすと、冷蔵庫らしきものも見えた。

■目立つ日本語・建築材

 アラスカ湾のモンタギュー島は、クジラにイルカやサケ、クマやシカに海鳥がすみ着く自然の宝庫。そこに、東日本大震災の津波でさらわれたと見られる漂流物が押し寄せる。米政府の支援が当てにならないなか、撤去に乗り出した地元NPOに同行した。

 黄色い浮きに大きく書かれた「セキ」という2文字は、持ち主の名前だろうか。そばには、「燃える性質があります」と日本語で書かれた水色の合成樹脂材のかけらも転がっていた。

 アラスカ湾に浮かぶ無人の島、モンタギュー。雪がなお張り付く山々ではクマやシカが歩き、空には無数の海鳥が飛び交う。キャンプ客や狩猟者らが訪れるほかは、普段、人気もない。

 湾内の自然環境を守る地元NPOメンバーと28日、島の南東部の浜辺に上陸した。アラスカ州最大都市アンカレジの南東約100キロのウィティア港から、冷たい雨のなか小型船で向かうこと11時間近く。天候が悪く、ミニボートで上陸を試みては風と高波にあおられて断念した。1日待って、結局はヘリで飛んだ。

 「発泡スチロールとウレタンがまた増えた」。約1週間ぶりに浜辺に降り立ったNPO「アラスカ湾の番人」の代表、クリス・パリスターさん(59)は、辺りを見回して叫んだ。

 アラスカ湾では、東アジアや漁船などから漁具やペットボトルなどが流れ着く問題を長年抱えてきた。環境問題の弁護士だったパリスターさんは約10年、自ら撤去に当たってきた。その経験からみても「こんなに多くの発泡スチロールやウレタンは見たことがない」と言う。特にウレタンは、「津波で流された建築物の一部では」とみる。

 ごろごろと積み重なる流木の間から、日本語の製品名の書かれた船舶用エンジンオイルの缶が見えた。さらに歩くと、日本のスポーツ飲料やコーヒーの缶、焼酎の瓶もある。

 中国語や韓国語、ロシア語の書かれたペットボトルや洗剤の瓶などもある。かつてはこちらのごみが「優勢」だったが、次第に日本語が増えているようだ。

 「これは何?」。パリスターさんが、流木の間から赤いタンクを引き上げた。「火気厳禁」とある。見覚えのある四角い形だ。「家庭にもある灯油用タンクだ」と答えると、「一番心配している代物だ」とパリスターさんは顔をしかめた。「この10年の努力がむだになる」

■着岸の時期、予想より早く

 専門家らは、豊かな自然環境の破壊を心配する。

 これまでも、北太平洋の海流にのって流れ着くプラスチックごみをシカやクマ、海鳥などが誤って食べたり、首にからまって窒息したりする事例が相次いでいる。今回増えた発泡スチロールは、かけらが海鳥の卵などにも似て、誤食の危険性が大きいという。有害物質が海に溶ければ、サケなどを経て、食物連鎖で動物や海鳥にも影響が及ぶ。

 アラスカ湾の中でも、約800平方キロのモンタギュー島は、海流と風の流れから、漂着物が集中する。

 今後何年漂着が続くかも見通せない。アラスカ湾では1989年、米タンカー座礁による原油流出事故が起きたが、「緩やかに時間をかけて、それをしのぐ環境破壊になるだろう」とパリスターさんは言う。

 アラスカだけではない。米海洋大気局(NOAA)は日本政府のデータをもとに、津波でさらわれた推定約500万トンのうち、軽いものを中心に約150万トンが米西海岸を直撃すると推測。その時期は来年と踏んでいた。だが、「風の具合で予想より早く、少なくとも数カ月前から到着し始めた」と、NPO「アラスカ沿岸研究センター」のコーディネーター、パトリック・チャンドラーさん(23)は指摘する。

 カナダの島にも、宮城のハーレーダビッドソンが流れてきた。今後、北米西海岸一帯やハワイが影響を受ける見込みだ。「これはほんの始まりに過ぎない」とパリスターさんは言う。

■かさむ撤去費 頼れぬ政府

 集めた漂流物はアンカレジなどで再利用事業者に託すか、埋め立てる予定だ。島へ向かう船の中で、「日本ではがれき受け入れ拒否問題が起きている」と言うと、NPOメンバーらは目を丸くした。パリスターさんは「じゃあどこに処分するというの? そんな風に嫌がる人はアラスカにはいないよ」と言った。

 問題は、「ものすごい金額」になりそうな費用だ。パリスターさんのNPOは、これまで年間数十万ドルを海洋ごみの撤去に投じてきたが、今後大きく膨れ上がるのは間違いない。

 米政府はあてにできそうにない。ワシントンで17日開かれた上院商務・科学・運輸委員会の公聴会で、アラスカ選出のベギッチ上院議員は「緊急時、連邦政府の役割は州を助けることだ」と、NOAA幹部に詰め寄った。だが、NOAA幹部は「アラスカやハワイのような遠隔地で撤去する費用はない」とにべもなかった。

 連邦政府の海洋ごみ撤去予算は2012会計年度、460万ドル(約3億7千万円)。財政再建を図るオバマ政権は、次の会計年度でこれを約25%減らすよう議会に提案している。

 地元のブログには、「日本に片付けさせろ」という言葉も飛び交う。パリスターさんは「米国も津波や地震の際には日本に助けてもらうかもしれないじゃないか」と取り合わないが、「日本から船のエンジン機材などの寄付があれば助かる」と話している。
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2012/5/18  NHKスペシャル・宇宙の渚 第2集 天空の女神 オーロラ  TV情報

NHKスペシャル・宇宙の渚
第2集 天空の女神 オーロラ
2012年5月20日(日)
午後9時00分〜9時49分

NHKスペシャル・宇宙の渚
http://www.nhk.or.jp/space/nagisa/

地球と宇宙の境目「宇宙の渚」。国際宇宙ステーション(ISS)から撮影された「宇宙の渚」のスペクタクルをたっぷり見せながら、背後にある物語を紹介する。第2集の主役はオーロラ。
古川聡宇宙飛行士は、ISS滞在中に32回、オーロラと遭遇、撮影に成功した。ここではオーロラは天上ではなく眼下に現れる。幻想的な絶景だが実は「きれいなバラには棘がある」。
オーロラは、太陽からの危険な粒子が地球の大気に激しく打ち寄せたときに放たれる光。美しければ美しいほど、粒子が激しく降り注いでいることの証しに他ならない。今年から来年にかけて、オーロラ活動が高まり、電力網や人工衛星が壊滅的な被害を受けることが危惧されている。過去には、大オーロラの夜に大停電や列車事故も起きている。
一方、激しい活動の終わる再来年以降、100年近く、ほとんどオーロラが現れないと予測する研究者もいる。17〜18世紀にもそんな時代があり、寒冷化と飢饉が全地球規模で起こった。オーロラ活動の低下によって、銀河宇宙線が地球に多く降り注いだことが原因とされている。
私たちは常に宇宙の荒波に晒されて生きていることを、オーロラは教えている。
番組プレゼンター:JAXA古川聡宇宙飛行士
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2012/0520/ より
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2012/5/9  世界探訪!空港物語・アンカレッジ国際空港  ALASKA会

世界探訪!空港物語

世界中の空港の楽しみ方や、航空会社のサービスを徹底解剖するテレビ番組が世界探訪!空港物語です。

旅行に興味のある方や航空マニアにはたまらない番組だ。今夜この番組は、アラスカ州のフェアバンクス国際空港をとりあげる。

次回の放送はアンカレッジのテッド・スティーブン・アンカレッジ国際空港です。

世界探訪!空港物語
2012年5月15日(火)
BS日テレ 午後10時〜
http://www.bs4.jp/wonderairport/index.html
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2012/5/8  世界探訪!空港物語・フェアバンクス空港  TV情報

世界探訪!空港物語

世界中の空港の楽しみ方や、航空会社のサービスを徹底解剖するテレビ番組が世界探訪!空港物語です。

旅行に興味のある方や航空マニアにはたまらない番組だ。今夜この番組は、アラスカ州のフェアバンクス国際空港をとりあげる。

フェアバンクス国際空港は北極をルートにする貨物機の中継地としての顔を持ち、木材を使用してぬくもりを感じさせるターミナルビル、滑走路での除雪作業など、極地ならではの姿がる。またオーロラや温泉地など、現地の観光情報もしっかり伝えられる観光客にもやさしい空港であす。

世界探訪!空港物語
BS日テレ 今夜10時〜
http://www.bs4.jp/wonderairport/index.html
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