実はわたしはバイクが大好きで、30歳前半までバイクに乗っていた。
職場が山の中に変わって遠くなったのでやむなく車に変えたんです。
バイクに乗っているときの、風を肌で感じる感覚が好き。渋滞をすいすい抜けるのが快感。小回りがとっても効くのか好き。浦野由紀子さんってご存知でしょうか?Suzuki DJEBEL 250XCというバイクで3年間で世界一周をされた女性。バイクで世界一周だとメカが壊れたときには大変だけど、本当に自分で走ってるって気持ちにもなるだろうし電車やバスでは通れないところも見れるし、いいなぁ。。

わたしはずっと前にロンドンに2年近く住んでいて、そのとき南フランスやスペインを2週間近く一人旅したことがあるんです。

一番大変だったのが、松本清張の「詩城の旅人」という小説にも出てきた、レ・ボー城に行ったときのこと。シーズンオフということでバスはでておらず・・・アルルから無謀にも(若かったからねぇ・・・)歩いて城まで行ったわけよ。

まあ、道端のいろんな風景はすごく素敵だったけど・・・城についてひととおり見て周ってさあ、帰ろうって時にはもう3時を回っていた。。。アルルのホテルに向かってひたすらに歩いていたんだけど、行けども行けども田園風景が続き・・・・いったいここはどこなんだろう・・・・どこまで進んできたんだろう・・・・全くわからなくて。そんな途方に暮れているときにもしバイクに乗っていたならとてもとても助かったと思うなぁ。

ちなみに途中でオレンジ色の車がわたしの横に止まって・・・「あなた、さっきも見たわよ。どこに行くの?乗りなさい。」と、いかにもフランスのマダムらしい女性に救われて無事にアルルまで到着したのでした。彼女が助けてくれなかったらどうなっていたやら・・・・旅の途中にはこんな救いの神が宝石のようにちらばっていてわたしをいろいろと助けてくれました。

むかしむかしのいい思い出

です。