七五三の晴れ着姿のかわいいお嬢ちゃんの写真が載ってる広告なんかを見ながら、現在反抗期まっさかりの娘も、私が着た(姉も着た)晴れ着を着て、ちょっと照れたようにはにかみながら、ちょこちょこ歩いて七五三参りに行ったなー。あの頃はかわいかったなー

、ってーーーー!!!今年は息子が数えの5歳、七五三じゃないかー

慌てたのが10月。男の子は何を着るんだ?羽織袴?兜をかぶるの?それは写真屋さんの宣伝広告か・・・
金太郎?風邪ひいちゃう?いっそ娘に熊の着ぐるみを着せて、【金】印の腹掛け姿の息子がまたがって神社へ行くか・・・

ホントにまじめに考えたんだけど、いとも簡単に「やんない」と娘に却下された・・・

何着よう、どこの神社にお願いしよう、ココにまだ馴染みの薄い私なので、あちこち聞いてみて、相方の母にスーツを買っていただき、相方が生まれた家の近くの神社でご祈祷していただくことにして、昨日七五三の当日の朝を迎えた・・・

息子のおニューのスーツにネクタイ、娘はブレザーとスカートでいいか・・・、相方のスーツにも昨夜アイロンをかけておいたぞ・・・
さて、私のスーツは・・・ちょっと待てよ、着れる?ザー

(血の気が引く音が聞こえた気がする)
アジアン雑貨店を営み、家事と育児の毎日の私がスーツに袖を通したのは・・・娘の入学式?どのスーツも同じサイズだったよな・・・自分の服を考えてなかった。
恐る恐るブラウスを着て、よし、着れた。
問題はスカートか・・・腹が収まるだろうか・・・
うーん、若干以前よりはキツイけど

、着れた着れた。
ジャケットを羽織って鏡の前に・・・よしよし、なんとか体はおさまった。まだまだイケル?

ストッキングの足を珍しそうに息子が触りに来た(毎日ジーンズなので)。「やめて―!電線しちゃう〜!」「電線って何?」
そんなことを言ってる場合じゃない。「みんな、急いで!」
ネクタイをしめてサラリーマンのようになった息子はかわいいことかわいいこと。ほほっ。目を細めて眺めつつ、小雨降る中、慌てて神社へ・・・

車を降りて、神社の階段。「ころばないようにねー」と声をかけたとたん『ベタッ』息子がこけたー

きゃーーー!スーツが・・・(息子よりスーツか?)泥をはらって神殿へ・・・
『どんどんどん』太鼓が鳴る、おごそかに七五三のご祈祷がはじまった

神主さんが進み出て・・・しまった!

息子にご祈祷を説明していなかった!娘は神主さんに怯え、パニック状態になって、ご祈祷の間中、相方にしがみついたままで椅子にも座れなかったっけ・・・
そーっと息子を見ると・・・ん?神妙な顔で座ってる。
相方も説明しなかった事に気付いたか「大丈夫か?」って顔。
娘は・・・おいおい顔が引きつってるぞ、まさかまだ神主さんが怖いのか?
ええい、もうはじまってしまったものは仕方ない。息子を見守ろう・・・
ご祈祷は進み、お払いを受け、頭の上で『ジャランジャラン』鈴を振られても動じてないぞ。
よし、あとは玉串奉納だ。これは相方がやるのかな?
えっ?神主さん、息子に玉串を渡した・・・
頼む、投げないでくれ、捨てないでくれ、葉っぱをちぎらないでくれーーー
・・・バチがあたるぞ。
どきどきどきどき・・・
なんと、相方に付き添われてではあるけど、息子は堂々と玉串を奉納し、拍手を打って、椅子に戻ってきた・・・

立派だったぞ。母ちゃんは涙が出そうだった・・・

お守りと千歳飴をいただいて、写真を撮りまくって、我が家の七五三が終わった・・・
HA〜。疲れたけど、ほっとした。
家に帰って千歳飴(千歳飴と太くて長いポッキ―が入ってた)争奪戦が勃発したことは言うまでもない

おいおい、今日は弟が主役、力ずくで奪ってやるなよー。
あーあー泣いちゃった
