B型肝炎  

主治医の先生に抗がん剤治療の薬の説明を主人と
一緒に聞きに行った。
しかし、新たに別の問題が。

入院時に検査をした血液からB型肝炎の抗体反応が出てしまい
抗がん剤治療は、しばらく見合せることに。
抗ウィルス薬を一週間ほど投与し、問題ない数値に
なったら、抗がん剤治療を始めるそう。

しお母ちゃんは、入院が延びることが嫌と。

しかし、仕方がない。

抗がん剤は、カルボプラチン、アリムタ、アバスチンの
三種類を使うことにした。

肺癌には、よく使われる薬の組合せだそう。

主治医の先生が受けもってる患者さんで
この組合せ、同じ肺腺癌、ステージ4
年齢もしお母ちゃんと変わらない方が
治療を始めて二年、今も生きていらっしゃる
と。

私たちにも希望は、あるんだと心強く
思えた。

最後まで希望は捨てないよ。と、しお母ちゃん。

そうだ、その意気だ!



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弟のこと  

高校を卒業し、沖縄の学校に進学し、そのまま住み着いてしまった私の弟。
なかなか帰省もせず、しお母ちゃんと3年も会っていない。
私的にはかなりありえない。
しお母ちゃんは、寂しいけどあの子の人生だし幸せにやってるならそれで
良いと言う。

毎月、決まった日にお金を入れてくれているようだ。

それくらいが弟の親孝行。

今回弟に連絡をとると、すぐに会いに行くと言うが、
しお母ちゃんは、「みすぼらしい姿をあの子に見せたくないから
来ないで欲しい。治療が終わって元気になったら来てちょうだい」

しお母ちゃんの気持ちもわかる。

でも弟からしたら、「生きているうちに」と思うよね。

弟に電話して今現在の様子を伝えた。

「ねぇちゃん、俺来週日帰りか一泊かで行くよ。
ねぇちゃん、色々ありがとうな。母ちゃんの事宜しくな」


弟にこんな風に言われたのは、初めての事だった。

同時に、あれだけ母に迷惑をかけ、放置してきた弟に
私はずっと不信感があり、好きか嫌いかで言うと嫌いだった。

その弟が精一杯、伝えた言葉に私の気持ちはスッーとし
私ひとりじゃないんだと心強く思った。

たくさんたくさんしお母ちゃんと一緒にいてあげて。
空白の時間を埋めてあげて。
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