不妊の原因を見てみると、女性側が原因が約5割、男性側が約3割、不明が2割ほどになっています。
男性の不妊の原因のうち、精巣内でうまく健康な精子をつくることができない「造精機能障害」が9割とされています。
造精機能障害かどうかには目安があります。
WHOで定めた数値によると、健康な精子とは、
・精子が精液1ml中に2000万匹以上いること。
・運動率では、前進運動精子が50%以上、奇形率が15%以下で生存率75%以上であること。
となっています。
この数値を下回ると造精機能障害が疑われ、不妊の原因になっているおそれがあると考えられます。
造精機能障害には、
・精子減少症
・乏精子症
・無精子症
・精子無力症
・精子奇形症
の5タイプがあります。
検査としては1週間ほど射精を我慢した後、精液を採取し、精子の状態を調べます。
検査結果が、WHOの基準より著しく値が低い場合は、やはり自然妊娠は難しくなってきます。
しかし、現在では生殖医療技術が進歩しているため、もし「乏精子症」や「無精子症」だったとしても、妊娠する事例も増えつつあります。
造精機能障害以外にも、男性不妊の原因には、副性器障害、精管通過障害、性機能障害などが挙げられます。