本日、10:30から十和田市立中央病院経営改革検討委員会が開催されました。
この経営改革検討委員会は、病院事業単年度資金収支で約10億円の赤字が発生すること、平成21年度において、病院事業は経営健全化基準をこえること、平成23年度において、十和田市が早期健全化基準を超えること、平成25年度において、十和田市が財政健全化基準を超えることが想定され、病院事業だけではなく十和田市本体も共倒れの危険が生じることから、抜本的病院経営改革が必要であり病院事業経営改善により病院を再生させるなどした委員を招き十和田市立中央病院経営改善を目的とした委員会であります。
会議はまず、中央病院開設者である小山田市長が挨拶し委員長の互選が行われ、委員長には東日本税理士法人代表社員の長隆氏が選任され会議が始まりました。
東日本税理士法人による中央病院の経営分析では、
○患者数の減少
○高い人件費
○新病院オープンに伴う経費の増加
が挙げられました。
また財務状況悪化の理由を裏付けるためのアンケート結果として次の点を挙げています
○院長の経営手腕を問う声が多いこと
○医師不足による弊害が出ていること
○病院の経営状況について、職員や地域住民に公開する必要があること
○外来を紹介状制度にしていることのデメリットが大きいこと
○新築の病院建物について、職員の意見が反映されていないこと
○地域の患者ニーズに合った医療提供ができていないのではないかと危惧されていること
○地域への情報開示が不足しているため、地域連携がうまく図れないこと
○院内連携・チーム医療が不完全なまま現在に至っていること
○7対1看護のため、現場に過度の負担がかかっていること
○委託業者との関係について見直しを検討する声が上がっていること
また経営改革委員会における検討課題では
○経営主体の変更
○病院のポジショニングとリーダーシップ
○医師・看護師充足
が挙げられている・・・
委員の有識者は、自らの経験に基づいて、かなり突っ込んだ活発な議論が展開されていました。
病院分析のまとめでもありますが、「一所懸命に働く者が報われる」「職員が夢を持てる」改革となるよう経営改善につなげたいものです。
また、この会議は原則公開をしております。今日も多くの市民の方々が傍聴に見えておりました。

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